◆『厚木地方の神々―神社と講』 北村精一著 B6判 151頁 1600円(税込)

 神の息吹を今日に伝える郷土史の決定版--日本人は遠い昔から森羅万象に霊的な力を認めてきた。自然の恐れと恵みをつかさどる自然の神、共同体というムラを守る神、そして人間の心の葛藤から生まれた神など、人々の暮らしと神社信仰を厚木の社(やしろ)と講を通して解説する。