工業団地のイチョウ並木

 厚木市と愛川町にまたがる「内陸工業団地」のイチョウ並木が黄色く色づき始めました。内陸工業団地は1961年(昭和36年)6月29日、旧陸軍中津飛行場跡地(戦後は農地解放により畑作地)を神奈川県企業庁が買収(当時1反歩50万円)して公害のない緑の工業団地を整備しようと計画したもので、64年(昭和39年)に県の認可を受け66年(昭和41年)に完成した県下でも最大規模の工業団地です。面積は約234万平方メートルで、現在工業系86社、流通系31社、その他32社の合わせて149社が入居し、約13,000人の従業員が働いています。この工業団地は環境保全のために道路に面した敷地に「グリーンベルト」が義務づけられており、団地内の道路(最大幅員20m)はもとより、各企業がスギやイチョウ、バラなどの木を植えて「緑の工業団地」を演出しています。

市民かわら版websiteの記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright 2011 Shimin-kawaraban.All rights reserved.