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市民かわら版編集日記

(2001年03月)

日記が治りました。
 3月3日(土) 気分: 天候:
2月23日以降、日記にスクリプトエラーが出て、書き込みが出来なくなっていましたが、元に戻りました。2月に書き込んだカレンダーの日付には黄色の表示がありませんが、「過去の日記を見る」でご覧になって下さい。

交通安全課からkukuさんへ寄せられた回答です。
 3月5日(月) 気分: 天候:
2月17日、「厚木市役所へ怒オピニン」の掲示板に、kukuさんからあった投稿「交通安全課さんへ」と題する質問は、厚木市役所にも同じようなメールが寄せられ、2月28日、交通安全課から本人に以下のような回答がありました。掲示板は字数制限があるため、全文を掲載できないため、編集日記でご紹介いたします。お名前は編集部で伏せ字にいたしました。なお、市民かわら版3月1日号では、投稿者の実名でこの問題を取材しています(本紙主見出し参照)。

平成13年2月28日
○○○○様

メールを拝見いたしました。
市では、道路交通法の改正趣旨により、幼児を交通事故の被害から守り、併せて少子
化対策の一環として、4月1日からチャイルドシートの無料貸出を実施しているとこ
ろでございます。
お尋ねのお子様の体重・身長について、取扱説明書によりますとご指摘のとおり体重
9kg・身長66cmと記載がございますが、最新の取扱説明書によりますと体重10kgと記
載があります。
これは、メーカー(輸入元)が法制化に伴い運輸省基準の規格に合わせたものであ
り、シートの外寸の変更はないものと聞いております。
このシート(スーパーキャリー)は、座面の有効寸法が79cmあり、一部国産メーカー
の機種(運輸省基準に適合機種)では有効寸法が70cmに対し、75cmの仕様としている
ものもあり、委託業者の見解によると、頭部が装置本体からはみ出していなければ、
安全を確保できるものと考えているとのことでございます。
運輸省基準では、ウエイト(体重)重視の考え方により、体格区分として乳児用シー
ト(W1)については体重10kg未満とし、身長に対する制限を設けておりません。
従いまして、ご迷惑をおかけいたしましたが、当市で記載をいたします体重・身長ま
でご使用いただきましても安全上まったく問題はございませんのでご安心いただきた
いと存じます。
なお、委託業者の選定に当たりましては、関係法令に基づき競争入札に期し選定いた
しております。
続きまして、チャイルドシートの価格でございますが、当初(平成11年11月)調査し
たところ価格は2万から4万円相当のものが相場であり検討いたしておりましたが、
機種選定に当たり各種交通関係団体と協議した結果、機能・安全面で同等の仕様であ
り、また、装着性・取扱いについても優れており、より多くの市民の方々にご利用い
ただくため、現在の機種を選定いたしました。
また、「貸出料金を考えると、購入してもあまり変わらない金額」とのご指摘でござ
いますが、委託業者とは月単価により契約を締結しており、あなた様につきまして
は、単価の上限金額となっております。市民の方々の中には、1ヶ月の貸出しとして
利用されている方もいられる関係から、ご指摘は一概に言えないものと存じます。
続きまして、ご提案のありました購入費の助成制度でありますが、既に伊勢原市で実
施いたしており検討をいたしましたが、幼児用シートは使用期限が短く不要品となり
やすいことから、当市ではシートのリサイクル化としての目的を含み現制度を実施い
たしましたのでご理解をいただきたいと存じます。
なお、伊勢原市では購入費の1部(1/2)を助成するものであり、助成額の上限は
1万円とのことでございます。
市といたしましては、万全を期し4月から実施した制度でございますが、新制度とい
うこともあり改善していく余地は十分あると思っておりますので、市民の方々のご意
見をお聞きしながらより良い制度にしていきたいと考えております。
 最後となりましたが、混乱を招く表現がありご迷惑をおかけいたしました。

                        
担当 市民部 交通安全課
                           
電話 225-2760(直通)

3月10日ハーモニカ講座で発足した自主サークルがコンサート
 3月6日(火) 気分: 天候:
 公民館の「初心者ハーモニカ講座」で発足した自主サークルと講座の講師たちが一堂に会するハーモニカコンサートが3月10日厚木市文化会館で開かれます。
 厚木市文化会館では、2002年に「第4回アジア太平洋ハーモニカ大会を開催することから、ハーモニカファンを増やそうと、文化会館と公民館がタイアップして、昨年7月から市内の10公民館と文化会館で「初心者ハーモニカ講座」を開いてきました。
 講師は厚木ハーモニカ音楽協会に所属する若い演奏家たちで、7月24日の南毛利公民館を皮切りに2月の依知公民館を最後に、地域の子どもからお年寄りまで幅広い層の市民が参加しました。
 講座終了後、自主サークルが発足、その後も活動が行われていますが、市では自主サークルの会員を一堂に集めてコンサートを開くことにしました。コンサートには10サークル146人が参加して、各サークル2曲を演奏するほか、講師の先生方も模範演奏を行います。入場は整理券が必要です。問い合わせは厚木市文化会館へ。225-2588番(小山)へ。

市立病院化進めるべき―市立病院化検討協議会が市長に報告書
 3月8日(木) 気分: 天候:
 県立厚木病院の厚木市への移譲問題を検討する「市立病院化検討協議会」(原田茂座長。医療・福祉・学識経験者など15人で構成)は3月7日、山口巖雄市長に対して「利用者の70%が厚木市民であること、他の民間医療機関では提供がされにくい高度医療・救急医療などの不採算部門を提供していることから、市民の命を健康を守るため市立病院化を進めるべきであり、財政負担については極力軽減するよう努力すべきである」とする報告書を提出した。
 同協議会では、厚木病院の現状について、@施設については耐震補強を含む改修工事がなされていることから、おおむね20年前後の使用は可能であるが、新たなニーズや医療環境向上のため、リニューアル工事、拡張工事の必要性を検討すべきである。A年間18億円の一般会計負担については、委託化・合理化などにより負担軽減の具体策について検討すべきであると分析。
 財政負担については、@移譲時の一時的な負担について、その資金手当が困難なことから、県に対して厚木市の財政に大きな負担とならないよう協力を求めていくべきである。Aランニングコストについては、経営改善策を検討した上で中長期的財政計画を策定し、病院経営が軌道にのるまでの一定期間、県に協力を求めるべきである。B市立病院化に当たり、在職する県職員については県の責務において対応するよう求める――など、市民の理解が得られる合理的経営をめざし県と調整すべきであるとしている。
 そして、県との条件整備が整えば、市民、患者、病院関係者に不安や心配を抱かせないため、早期に「市立病院化」という方向性を明らかにし、確実な移譲を行うため2年間の準備期間を設ける必要があるとしている。
 山口市長は「報告書の内容を尊重し、議会に設置されている県立厚木病院移譲に関する調査研究特別委員会からのご意見も踏まえ、3月中には方向性を明らかにしたい」とコメントを発表した。

道路台帳補正業務の随意契約は違法だとして市民が監査請求
 3月15日(木) 気分: 天候:
 厚木市が平成11年度に行った道路台帳補正業務の業務委託を競争入札によらず随意契約で行ったことは違法であるとして、3月14日、同市王子に住む土地家屋調査士・金井猛さんが、住民監査請求を行った。
 市は随意契約にした理由として「本業務委託は昭和61年度から平成5年度までの8箇年で作成した道路台帳のデータ補正業務であり、A社との契約により共有著作物として構築されたコンピュータソフトに基づき管理すべきもので、既設のプログラム及びシステムと密接不可欠なものである。従って競争入札には適さないものと判断、地方自治法第167条の2第1項2号にもとづき随意契約した」と述べている。委託金額は60,148,200円で、業務は平成12年4月14日の委託代金支払いによって完了している。
 金井さんは、市は道路台帳のコンピュータソフトは市とA社との共有著作物であるとしているが、道路法第4条は私権の制限として「道路を構成する敷地、支壁その他の物件については、私権を行使することはできない」と定めており、市の道路台帳のコンピュータソフトは A社との共有著作物ではなく、厚木市の単独著作物でなければならない。従って共有著作物との理由で競争入札に付さず随意契約にしたのは違法であり、その結果、市は高額な委託代金を支払い財務会計上損害を与えたと指摘、厚木市長に対して競争入札に付すよう請求している。
 また、金井さんは業務契約書の仕様書第14条は現地測量を定めているが、A社は地形整備測量、道路平面測量拡幅改良、道路平面測量溝改良の現地調査をしていない。市はそれを知りながら現地測量の検査もせず、完成調書に検査済の押印をして測量代金を支払っている。つまりカラ測量に対してカラ検査をして代金を支払ったもので、山口市長と当時の飯田稔道路部長ほか3名の職員に、カラ測量代金の補償を請求するとしている。

公的責任果たすべき―県立病院問題・市会特別委が中間報告
 3月16日(金) 気分: 天候:
 厚木市議会の「県立厚木病院移譲に関する調査研究特別委員会」(徳間和男委員長)は3月15日、「公的責任を果たすべき」という移譲に関する調査研究の中間報告をまとめた。

同病院の厚木市への移譲問題については、すでに市民代表からなる「市立病院化検討協議会」(原田茂座長)が、3月7日、「市立病院化を進めるべき」とする報告書を市長に提出しており、特別委が「公的責任を果たすべき」という中間報告をまとめたことは、市側が態度を明確にするための判断材料が集約化されてきたことにもなり、今月中には市も「市立病院化」を正式に打ち出すものと見られる。



特別委が出した報告書によると、県立厚木病院の移譲については、医療という全市民的課題であるため、委員会として「厚木市が公的責任を果たすべきである」という点で一致、県との移譲にかかわる基本合意の条件として次の5つを掲げている。

@現病院敷地、施設、設備は無償譲渡とすること。

A政策医療である救急医療、周産期救急医療、感染症・エイズ医療、災害時医療及び診療科のうち、小児科、産科、放射線科(放射線治療)についいては、維持するものとし、これに対する県の財政的保証を明確にすること。

B移譲に伴う医療の断絶、空白が生ずることなく、継続性が担保できるよう県は全面的な支援を行うこと。

C移譲の時期については、万全の体制を確保した上で移譲を受ける必要があるため、基本合意後、2年移譲の準備期間を置くこと。

D移譲に当たって、現在の職員の処遇については、県の責任で対処することとし、移譲後数年間は厚木市の必要に応じて人的支援を行うこと。



また、基本合意に不随する重要課題として、次の7項目を上げた。

@想定できる運営形態別のシミュレーションを実施し、移譲を受けることによる将来の財政負担を明確にすること。

A移譲に当たっての当面の資金需要については、一時的に大きな負担となることから、県への協力を求めていくこと。

B現状分析を十分行ない、移譲後のランニングコスト軽減のため、委託化・合理化等の負担軽減策を研究すること。

C現状施設等に関しての病院利用者からの要望に対しては、県の責任での対応が実現できるようにすること。

D医療法改正に伴う1病床当たり6.4m2の対策を含めて、将来のリニューアル工事・拡張工事等への対応を検討すること。

E移譲後の当該病院については、一次医療病院との役割分担を明確にし、公的病院本来の機能が発揮できるよう医療分野におけるシステム改革を推進すること。

F7県立病院付属看護専門学校については、現在地で存続充実するよう県と連携をはかっていくこと。



このほか、将来予想される、新たな医療機能の充実、医療環境の改善に対応するための再建計画を研究することや、県立厚木病院開設時の寄付金、土地の寄付及び減価償却引当金等の扱いについて、県と交渉すること、現在の累積赤字の処理について、明確にすることを県に求める――などの要望を付記している。





相模川に鮎の稚魚23万尾放流
 3月17日(土) 気分: 天候:
 3月14日午後1時から、相模川の3川合流地点で、相模川漁業協同組合連合会(菊池光男会長)が、6月1日の解禁に向け、鮎の稚魚23万尾を放流した。
 2月末に横須賀の佐島漁港で刺網されたもので、稚魚の重さは3gから4gで大きさは7B。今年に入ってすでに厚木ソニー裏に11万尾、高田橋付近に10万尾を放流している。
 同漁連によると、鮎の放流には、川の水温が10℃以上必要とされ、毎年春を迎えるこの時期に、鮎の稚魚を放流しているという。今年は相模川水系全体で合計350万尾を放流する予定だ。菊池会長は「今年の海産地鮎の動向は、昨年秋の産卵時期に河川水量が適切であったことから、相模湾の鮎資源は近年になく豊富になっている」と話していた。

20周年記念事業で厚木市へ環境パトロール車を寄贈―さつきライオンズクラブ
 3月18日(日) 気分: 天候:
 厚木さつきライオンズクラブ(小林知弥会長)が創立20周年を迎え、3月17日午後4時30分より同市中町のロイヤルパークホテルで記念式典が行われた。式典では記念事業として厚木市へ環境パトロール車1台、社会福祉協議会へ金一封、市内の老人福祉施設へタオル6000本が寄贈され、小林会長から各代表に贈呈された。

厚木・愛甲初の人物伝―市史編集委員の飯田孝さんが処女出版 『相模人国記―厚木・愛甲の歴史を彩った百人』
 3月19日(月) 気分: 天候:
 厚木市水引に住む郷土史家・飯田孝さん(58)が、このほど厚木・愛甲初の人物伝『相模人国記―厚木・愛甲の歴史を彩った百人』を、市民かわら版社より出版した。1993年1月から1996年12月まで「市民かわら版」に連載した「人物歴史点描」を改題、加筆補正してまとめたもので、ふるさとをつくり、日本の国を動かし、海外に思いを馳せた100人の人々の生き方を、豊富な資料と実証的な研究に基づいて再現した人物史の決定版だ。
 飯田さんは厚木・愛甲郡の地に生まれ、この地を訪れた人物100人を選び出し、活躍の軌跡と生き方を通して、地域や日本、世界の歴史にかかわった人びとを評伝風に描き出している。その顔ぶれは武将、僧侶、領主、武士、商人、医師、俳人、歌人、絵師、政治家、実業家、思想家、哲学者、教育者、芸能・スポーツ人など実に多彩で、その100人はそのまま郷土が誇る人物としての評価を受けるとともに、まさに「歴史は多彩な人が織りなすドラマ」だということをあらためて認識させてくれる。
 巻末には参考・引用文献など豊富な資料を掲げて学術的価値を高めたほか、索引を付記して郷土とそれを取り巻く人物を調べる手がかりとなる「人物辞典」としての性格を持たせている。B6判348ページ・口絵カラー写真。1部2000円(税込)。3月25日より有隣堂厚木店・内田屋書房本支店で発売する。 問い合わせは245-5853番(市民かわら版社)。(出版案内に詳しい内容の紹介があります。http://www.kawara-ban.com/shuppan4.html