第666号(2005.09.01)

雀が燕の子育て  ヒナにエサを与える

燕のヒナにえさをやる雀(左)(厚木市飯山小島恒典さん方)
 厚木市飯山の小島恒典さん宅の玄関先に毎年ツバメが巣をかける。今年も巣の中で3羽のヒナが返ったが、8月3日早朝、犬と散歩に出かける際、いつものようにツバメの巣を眺めていた小島さんは、目の前にスズメが飛んできてツバメのヒナにエサを与えている光景を見てビックリ、近所に住む友人の水彩画家でビデオが趣味の榊原勇城さんに連絡した。
 翌日、半信半疑で訪れた榊原さんは、玄関先にビデオカメラを設置してドアの隙間からその瞬間を狙った。カメラを回してから30分後、スズメが虫をくわえてきて口移しでツバメのヒナにエサを与える光景を撮影するのに成功した。
 専門家によると、繁殖期にはひな鳥が口を開けると、他の鳥が飛んできてエサを与えることがまれにあるというが、野生の鳥同士でこうした例は極めて珍しいという。
 撮影した榊原さんは「スズメが飛んで来たので、お前の出番ではないよと思っていたら、エサをくわえてきてツバメのヒナに口移しで与えるので、声も出ないほどに驚いた」と話していた。榊原さんは、ビデオをNHKのおはよう日本「とれたてマイビデオ」に送ったところ、8月24日午前5時40分全国放送された。
 小島さんは「家の軒先にツバメが巣をかけて5年になるが、こんなことは初めて」という。ツバメのヒナは、2〜3日してから巣立ちを遂げたという。 

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1,950名の署名添え再度反対陳情  棚沢自治会が中間処理施設の建設地選定問題で
 厚木市が6月24日、「厚木愛甲環境施設組合」(厚木市・愛川町・清川村で構成=管理者・山口巌雄厚木市長)の中間処理施設の建設候補地に、同市の棚沢地区を選定した問題について、8月19日、地元の棚沢自治会(和田吉二会長・250会員)は山口市長と森住勉市議会議長に対し、無条件撤回を求める陳情を1950名の署名を添えて提出した。
 同自治会では7月21日に、厚木市長に建設反対の陳情を提出していたが、その後30日から8月10日までの間に署名を取りまとめ、再度反対陳情を行ったもの。今後は「反対対策委員会」を設置して、強固な反対運動を推進していくという。陳情内容は次の通り。
 (1)どんな最新型の焼却炉でも非常に細かい形で毒物を排出し、水や大気、土壌を汚染する。
 (2)毒物とはダイオキシン類、鉛、水銀、カドミウム、ヒ素などの有害重金属で、分解しにくく、環境中に長期にわたって残るため、焼却炉を止めることでしか、発生は止められない。
 (3)焼却炉周辺に癌、ぜんそく、心臓発作、うつ病、リュウマチ、関節炎、奇形、出産異常、乳幼児死亡などの病気が多いことを示す研究が多くある。このような病気にかかるかも知れない恐怖を抱いて、生活することは到底耐えられない。また、これらの毒物を含んだ排気ガスは、周辺限りなく広範囲に飛散し、特に周辺4キロ以内が最も危険であると聞き及んでいる。
 (4)焼却炉の4キロ以内の多くは田園都市である。稲、野菜、果物、鶏卵、牛乳など全てが汚染され、それを食する人が病気にかかる率が高くなり、また、出荷している人は、出荷しにくくなり、しかもこれらの毒物は重金属元素などであるため、2代、3代または未来永劫にわたって影響を受けることになり、誠に恐ろしい限りである。
 (5)新聞報道による候補地選定理由には、地権者が神奈川工科大学のみで、周辺に民家が少ないことが主な理由になっているが、地権者が1人で土地を購入するのに都合がよいと言うのは行政のエゴであり、また民家が少なければ黙って何をしても良いという理由にはならない。また、影響がある周辺には何万人もの人が住んでいることを忘れてはならない。
 (6)建設予定地周辺は、愛川町民、厚木市民共通の憩いの場である鳶尾山の一角であり、今後活用についての対策協議会が設置されており、ごみ焼却施設は協議会設置の主旨に反する。また、棚沢市島地区は「落人伝説」や「そばを作らない村」などの歴史民話で県内外に広く紹介され、訪れる人も多く、ごみ焼却炉建設によって、イメージが大きく損なわれる可能性がある。
 (7)鳶尾山には大型の鳥が飛来しているとの情報があり、周辺の山々に天然記念物のオオワシ(又はそれに類するもの)の営巣がある可能性がある。数年間の調査が必要と思われる。
 (8)ごみ運搬車の往来が激しくなり、交通渋滞、騒音、事故など交通公害が懸念され、静かな環境が破壊される。

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  睦合北地区夏まつりで子ども神輿登場  
 8月20日、厚木市の三田小学校校庭で、「厚木市制50周年記念睦合北地区夏まつり」が行われ、約2000人の人出で賑わった。祭りは市制50周年記念事業睦合北地区委員会(難波善彰委員長)の主催で、自治会連絡協議会や青少年健全育成会など20団体の協力で行われた。
 オープニングの「清琉睦太鼓」の威勢のいい寄せ太鼓に続いて、この夏、県大会出場を果たした睦合中学校吹奏楽部の演奏が行われ、涼を求めて集まった観衆から惜しみない拍手が送られた。
 また、地域のジュニアリーダーたちが、この日のために手作りの子ども神輿=写真=3基を用意、浴衣姿の子どもたちが担いで場内を練り歩いた。制作にあたった睦合中1年の小沢拓也君は「大勢のチビッコたちが喜んで担いでくれて本当に嬉しかった」と話していた。
 この後、炭鉱節などの音楽に合わせて太鼓が打ち鳴らされると、祭りは最高潮に達し、やぐらの周囲に2重、3重の踊りの輪が出来上がった。同市内ではこの日、厚木北地区や森の里地区でも夏まつりや盆踊りが開かれ、多くの住民が過ぎゆく夏を楽しんでいた。

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街元気アップに「ザ・夕涼み」のイベント
 8月18日と19日の17時から21時まで、厚木市中町の厚木公園で、「ザ・夕涼み」のイベントが開かれ家族連れで賑わった=写真。本厚木周辺の5商店会で構成する「まち元気アップ委員会」(石井和夫委員長)が主催する「中心市街地商業活性化事業」の一環で、今年で3回目。
 会場にはジャズやボサノバのステージ、風鈴の絵付け体験、金魚すくい、キンギョソウの配布、商店会バザールや模擬店、昆虫販売、網走の流氷などが展示され、大勢の市民が楽しんだ。今年は家族連れ以外にも大勢の人を呼び込もうと、ステージ前にカクテルバーのカウンターが登場、生ビールやカクテルを片手に、ジャズ演奏を楽しむ仕事帰りの会社員の姿も見られた。

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松本さん「長寿の秘訣はくよくよしない」 市長が高齢者訪問
 8月26日、山口市長が厚木市内の90歳以上の高齢者を訪問、長寿を祝った。この日、市長は同市中町在住の松本正江さん宅を訪れ、記念撮影をした後、お祝いの置き時計を贈ると、松本さんはにっこり微笑んで市長の訪問を歓迎した=写真。
 正江さんは明治37年8月25日生まれの101歳。足が少し悪いほかは元気で、長寿の秘訣は「くよくよしないこと」だそうで、長い間和裁を教えたり呉服の仕立ての仕事をしていたことから、「仕事が生きがいになっていた」と話していた。市長の高齢者訪問は9月2日、13日、21日の4日間行われ、3代夫婦などを含む66人を訪問する。
 同市内の90歳以上の高齢者は1,003人、100歳以上は28人(女性23人、男性5人)となっている。

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リバートレッキングとカヌー体験「第1回子ども自然体験教室」
 8月8日から10日にかけて、厚木市七沢の七沢自然ふれあいセンターで、市内の小学生を対象とした「第1回子ども自然体験教室」が開かれ、子どもたちはリバートレッキングやカヌー体験を楽しんだ=写真。
 これは同センターが、四季を通じて七沢の野山の自然にふれあいながら、普段経験できないような体験を通して、自然の素晴らしさや不思議さを発見したり、友達とふれあうことの楽しさを味わったりしてもらうために、毎年夏と冬、春休み期間に実施するもので、今年度が第1回目。
 この日は70名の小学生と22名の中高生ボランティアが参加、清川村の谷太郎川でリバートレッキングや宮ヶ瀬湖でカヌーを体験、最終日は子どもたちが野外で冷やし中華作りに挑戦した。
 参加者の多くはカヌー体験が初めて。子どもたちは「風で流され思うように動かなくて大変だったけど楽しかった」と感想を話していた。ボランティアを担った中学生も「最初は小学生とうまくやっていけるか不安だったが、3日間一緒に楽しい時を過ごせた」と話していた。

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厚木で「24時間テレビ」協賛イベント・チャリティーアート〜クラフト展・落語やヴァイオリン演奏も
 厚木市飯山のぎゃらりー結(ゆい)で、8月26日から31日まで、24時間テレビ28「愛は地球を救う」の協賛イベント「チャリティーアート&クラフト展」=写真下=が開かれ、大勢の市民が訪れ、チャリティー活動に協力した。
 この企画は7月下旬、同市温水に住む障害者で水彩画家の赤瀬陽久さんの呼びかけに、ぎゃらりーオーナーの長澤みはるさん、画家の林ひさえさん、カワモトエイキさん、古畑雅規さん、織物の田中朋也さん、海老名市のあきばデイサービスセンター、厚木市の白根工房、あすなろの会障害者自立活動センター、井泉憩いの家、小野橋工房など地域作業所6団体が協力したもので、油絵や水彩、陶芸、織物、無公害手づくりせっけん、バッグ、ポーチ、携帯ストラップなどの作品300点あまりが出品即売された。売り上げの20%を24時間テレビに寄付するほか、来場者に24時間テレビ募金箱への協力をを呼びかけた。
 期間中の27日は近くに住む落語家立川らく八さんの古典落語、28日は音楽を勉強中の学生村井優さんがヴァイオリン演奏を披露=写真上、地域の人たちが協力してイベントを盛り上げた。また、27日は福祉活動に関心のある市立毛利台小学校6年生の児童5人がボランティアに訪れ、イベントの準備や運営を手伝った。
 長澤さんは「今回初めての企画で、24時間テレビボランティア委員会への申請やイベントの打ち合わせなど、どうなるか心配だったが、地元の大勢の皆さんの協力で、実現にこぎつけることができた。今年をスタートに24時間テレビの協賛事業として毎年取り組んでいきたい」と話していた。

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「四季彩のまちづくり事業」始まる 商店街にプランター・フラワーポットを配置
 8月26日、厚木一番街商店街振興組合、なかちょう大通り商店会、あつぎ商和会の3商店会が、厚木TMO構想の一環として、生花を植えたプランター、フラワーポットを配置する、商店街の環境美化に取り組んだ。
 この日、空き店舗に集まった商店主たちは、ジニアや千日紅、ルドベキアなどをフラワーポットに寄せ植えし、水やりをした後、飾りつけを行った=写真。
 厚木の顔といわれる中心商店街には、ごみが乱雑に放置され、違法駐輪があるなど、商店街のイメージを損なっていることから取り組んだもの。
 厚木商工会議所でも「街の美化は商店街の活性化につながる」と後押し、厚木一番街通りと周辺にプランター15個、フラワーポット74個を設置した。水やりなどの管理は商店街が行う。来年2月までには季節に合わせて生花の植え替えを3回実施、花があふれる商店街を演出していく。
 一番街商店街振興組合の石井和夫理事長は「きれいな街がいい。花が嫌いな人はいませんから、みんなできれいな手作りの街を演出していきます」と話していた。

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なし・ぶどうのもぎとり9月中旬まで
 厚木のなしのもぎとり・直売がシーズンを迎えている=写真。同市内では相川、南毛利、依知、玉川地区の52の農家でなしが栽培されており、年間500トンを生産、果物の中では最大の収穫量を誇る。品種は幸水、豊水で、直売が主。「今年は例年より開花時期が遅かったため、やや遅めとなったが、天候に恵まれたため、できは非常に良い」と厚木市園芸協会なし部会の山崎健一会長。同市内ではぶどうのもぎとりも最盛期を迎えており、いずれも9月中旬までもぎとりが楽しめる。もぎとりは電話確認と予約が必要。tel:221・2273番(JAあつぎ営農販売課)。

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県央地区で初めてのPET導入  湘南厚木病院・あつぎクリニックが開院
 特洲会グループの医療法人社団愛心会(高野良裕理事長)が、厚木市温水に建設していた湘南厚木病院と湘南あつぎクリニックが完成、9月1日から診療を開始する。8月27日、関係者と地域住民を集めて竣工祝賀会と病院見学会が行われた。
 湘南厚木病院(篠崎伸明院長)は入院施設150床で、高機能急性期医療に特化し、「断らない医療」を合言葉に24時間救急医療に取り組むほか、最新IT手術室、循環器センター、日帰り手術センター、分娩センターなどを併設、癌治療では地域医療機関と連携する。また、高度検査診断と病気の早期発見を目的とした湘南あつぎクリニック(金子登院長)には、県央地区では初めての「PET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ=陽電子放射線断層撮影装置)」を導入、10ミリ以下の癌細胞の発見や脳腫瘍、脳血管障害、アルツハイマー症、心筋梗塞、虚血性心疾患などの診断を行う。PET画像診断は人間ドックメニューと組み合わせて12月から稼働を開始する。
 診療科目は内科、外科、整形外科、婦人科、小児科、消化器化、循環器化、心臓血管外科、形成外科、脳神経外科、神経内科、泌尿器科、放射線科、リハビリテーション科など14科目。両施設はともにIT化され、双方向での動画像通信機能を備え、安全で質の高い医療を提供する。
 また、開院後は早期にISO9001\2000を取得し、治療だけでなく、高度先進ドック、在宅医療、介護予防、介護サービス、各種健康医療講座を通して地域医療に貢献する考えだ。同市には市立病院、東名厚木病院などの中核病院があり、湘南あつぎ病院・クリニックの開院により、医療業界の競争が一段と激化しそうだ。

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揚州市の子どもたちが厚木市長を訪問
 8月23日、中国揚州市で日本語を学んでいる子どもたちが厚木市長を訪問した。一行は少年サッカーチーム・ゴールプランダーズの招きで来日したもので、揚州市の日本語学校で学ぶ小学生21人。
 呉団長が「友好都市として20年が経過し各分野で交流が進み、特に青少年交流は順調に成果を得ています。今後も両市の青少年の友情がいっそう深まることを期待します」とあいさつ、山口市長も「毎年厚木市に来てくれるのを楽しみにしています。子どもたちの上手な日本語での自己紹介に感心しました。日中友好、厚木市と揚州市の友好のかけはしとなってください」と話していた。子どもたちは滞在中、ゴールプランダーズ選手の家庭にホームステイして富士登山などを通じ交流を深めた。

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本格訓練開始  厚木市女性消防団員
 8月20日、厚木市北消防署睦合分署屋内訓練場で、女性消防団員の本格訓練が始まった。同団員は7月3日に、厚木市としては初の女性消防団員として20人を任用したもの。この日訓練に参加したのは13人で、夏作業服に着替え、部隊行動に必要な訓練礼式=写真=と団員としての教養講義を受けた。
 訓練場では「気をつけ」「敬礼」「右向け右」などの声が飛ぶ中で、女性団員は基本動作をマスター、一日の訓練で見違えるほどに成長した。今後は消防ポンプの操作、放水訓練、応急手当(救急救命講習)などの訓練を身につけ、11月20日、ぼうさいの丘公園で開かれる公式行事「市制50周年記念第1回あつぎ消防フェスティバル」でのデビューに備える。また、希望者は消防音楽隊に加わり老人福祉施設での演奏活動にも従事する。

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石彫やクラフト教室も開催 野外彫刻造形展開かれる

 8月20日から28日まで、厚木市ぼうさいの丘公園で、「厚木市制50周年記念第15回野外彫刻造形展」が開かれた=写真。
 21日は同公園子ども広場で、野外彫刻造形展の一環としてフィールドコンサートが開かれ、飯山白龍太鼓演奏と大蛇「白龍」の舞が披露された。
 野外彫刻造形展には、市内在住の彫刻家高橋正晴さんの作品やグループ、個人の作品20点が出品されたほか、20と21の両日行われた石彫アート教室で作られた石の造形も展示され、訪れた市民は石やアクリル板、布や糸、鉄などの素材で作られた作品を手でさわるなど会場を散策しながら楽しんでいた。
 また、27と28の両日は、木のクラフト教室も開かれ、会場を訪れた参加者はミニ本立作りに挑戦した。

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2公共施設のアスベスト含有吹き付け材を撤去  厚木市
 厚木市は7月13日から26日にかけて市内301の公共施設のアスベスト吹き付け材の使用状況を調査した。その結果、依知小学校の浄化槽機械室、鳶尾小学校小荷物昇降路に、昭和55年から使用が禁止されているアスベスト含有吹き付け材が使用されていることが確認された。2施設とも現状では吹き付け材が飛散する状態ではなく、直接児童が触れる建物ではないが、安全性を最優先して8月末の夏休み期間中に撤去作業を行った。 

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全職員対象に防災訓練 厚木市
 厚木市は9月4日8時30分から同市温水のぼうさいの丘公園をメイン会場に、全職員を対象とした「職員防災総合訓練」を行う。
 大規模地震に備え初動体制の確立、職員一人ひとりの情報収集力、判断力、行動力の向上、職員行動マニュアルなどの検証を行うもので、、厚木署、県企業庁水道局、市自主防災隊、医師会、あつぎ災害ボランティアネットワークなどが協力する。
 訓練は、4日午前8時30分、マグニチュード7・2、震度6強の大規模な都市直下型地震が発生、災害対策本部となる同市寿町のルリエ本厚木ビルが被災し、ぼうさいの丘公園の副対策本部室に災害対策本部を設置するという想定にもとづいて行われる。
 メイン会場となるぼうさいの丘公園では、応急医療救護所開設訓練や仮設トイレ設置訓練、防災資機材取り扱い訓練、給水訓練、ヘリポート設置訓練、物資集積・分配訓練のほか、昨年10月に発生した新潟県中越地震を教訓とした要援護者支援訓練、避難者受入訓練、初動期応急対策訓練、インターネットなどの情報提供訓練、報道機関情報伝達訓練、職員給食訓練、外国人支援・災害ボランティア訓練などが行われる。
 訓練終了後は参加者からの意見聴取などを通じて、訓練の客観的な分析・評価とあわせ、防災マニュアルの見直しなどを行い、実効性のある防災組織体制の維持・整備を図る。
 また、同日同時刻に、厚木市と市自主防災隊連絡協議会の主催で、市内216の自主防災隊を中心とした防災訓練も行われ、初期消化や救出、避難誘導、避難所運営、給食給水、情報伝達訓練などを通して、発災時における的確な判断と行動力の養成、避難所運営マニュアルの検証、高齢者等災害時要援護者の安全確保など、市民一人ひとりが実践的な訓練を行うことにより、身体安全の確保と自主防災隊の組織強化を図る。

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